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[元号]3月28日に安倍首相は「令和」のヒントを出していた? 『令和』は漢籍の影響も。【西暦への直し方】付き

 

てげ子
てげ子
こんにちは😄てげ子です。

「令和」発表から1日。

新元号は国民に好意的に受け入れられたようですね。

巷には、歓びと新しい時代への期待が溢れているのを感じます。

新元号の予想はことごとく外れたようですけど、実は3月28日に安部総理が、ちょっぴり新元号の「ヒント」をもらしていました。

安倍首相が花見で漏らしたヒント?

安倍首相は3月28日、公明党の山口代表と首相官邸の南庭で花見を楽しみました。

首相は記者団から感想を問われ、「あと1か月と少しで新しい時代がやってくる。この桜のように夢や希望が咲き誇る時代にしたい」と語ったと報道されました。

「夢や希望が咲き誇る時代」

あれ?

「令和」発表の談話でも、同じようなことを言っていましたね。

首相官邸での花見は桜で、「令和」は「万葉集」で梅を愛でての歌が出典ですが、「四季折々の美しい日本」という点では同じでしょう。

まあ、ここに着目しても、「令和」は予想できませんけど。

さかんに言われていた「安」は入らず

直前には、「安」が入るのでは、という予想もありました。

「安」は、安心、安全、安らぎの安で良い字ですけれど、「安倍首相が自分の名前から一文字とって、安を入れるのでは?」なんて言われていましたから、私は逆に「安」はないな、と思っていました。

やはり、候補にも登っていなかったようです。

たとへ入っていても、そういう報道があった時点で外すと思います。

人工知能(AI)「仁愛」と予想していた。

人工知能(AI)の新元号の予想は、「仁愛」でした。

東京都渋谷区のAI開発企業「GAUSS」は、2月からAIの新元号予想を開始していたそうです。

このAIはとても優秀で、昨年度の宅地建物取引士(宅建士)試験問題予測は法律の部門別で的中率は76%など、多くの実績があるそうです。

AIは「仁愛」以下、「文功」「功永」「武功」「日安」「文喜」「日愛」「功賛」「功賞」「功易」の順に予想したそうですが、残念ながら外れでした。

「仁愛」は皇太子さまの徳仁と愛子さまのは名前から一文字ずつとった形になるので、「ないな~」と思っていました。

AIだけでなく、人がたてた予想もみんな外れたんですけどね。

中国の詩文集「文選(もんぜん)」にも「令和」

「令和」は、初めての国書出典となったわけですが、「万葉集」の「初春令月、気淑風和」との文言について、複数の漢学者らから、中国の詩文集「文選(もんぜん)」にある「仲春令月、時和気清」の句の影響を受けているとの指摘が出ています。

毎日新聞の記事によれば、万葉集が8世紀末ごろの成立とされるのに対し、中国の美文をまとめた文選は6世紀の成立で、7~8世紀の遣隋使遣唐使が持ち帰ったとみられています。

当時、文章を作る上での最高の模範とされたそうです。

「仲春」の句は、1~2世紀の文人政治家の張衡(ちょうこう)の作品。張衡は地震計の作製など科学者の先駆としても知られる。

 万葉集と文選の当該部分は、初春と仲春と時期がやや違うが、「令月」との表現や、陽気の説明の「和」が一致する。

 平安前期ごろまでに成立した日本書紀をはじめとする古典は、中国古典の表現を元にして書かれた部分が多いとされる。元号の出典にする場合、「中国の古典の表現を孫引きすることになる」との指摘が出ていた。だが、元号に詳しい所功・京都産業大名誉教授は「日本人は外国から取り入れたものを活用してきたわけで、単なるまねではなく、自分たちのものとして利用してきた」と評価する。

 中国古典学の渡辺義浩・早稲田大教授は、文選の句について「意味は万葉集と基本的に同じ。文選は日本人が一番読んだ中国古典であり、それを元として万葉集の文ができていると考えるのが普通」と指摘する一方、「東アジアの知識人は皆読んでいた。ギリシャ、ローマの古典を欧州人が自分たちの古典というのと同じで、広い意味では日本の古典だ」と意義づける。

 今回初めて漢籍から選ばれなかったことに注目が集まるが、中国哲学の宇野茂彦・中央大名誉教授は「日本の文化というのは漢籍に負うところが非常に多い。文化に国境は無い。漢籍を異国の文化だと思わないでほしい」と語る。

 政府は「文選」が原典に当たるかなどについて評価は避けている。

 今回の出典をどう評価するか。改元時に公家らが行った審議「難陳(なんちん)」で、中国古典だけでなく日本書紀も引用されたことがあったことを先月論文で初めて指摘した水上雅晴・中央大教授は「文選との類似性が考えられ、隠れた典拠にやはり漢籍があることになる」としつつ、「日本で1300年以上使い続けられている元号の典拠がはじめて国書になったのだから、画期的な年号と言える」と意義づける。

 水上氏は、江戸時代末に「令徳」の元号案が出た際、「徳川に命令する」という意味にも読めることから幕府が撤回させたと指摘。令和について「和(日本)に命令する」とも読めるが、今回どんな議論がされたのか気になるという。

 難陳の議論は、公家が多数の記録を残し、後世の参考にしてきた。今回の議論はどうだったのか。平成改元の記録未公開をどう考えるか。水上氏は「改元手続きについては、慌てて準備するのではなく、制度をきちんと整えることを考えるべきだ。『令和』改元からは、いつ公表するかは別問題として、細部に至るまでの記録をしっかり残してほしい」と要望した。【畠山哲郎、竹内麻子】(毎日新聞)

漢字の文化も中国からですが、今は中国は簡体字になり、日本の方が原点に近いです。

良いものは取り入れ、伝統を守りながらも自国の文化として昇華させてきたのは、日本の素晴らしいところと思います。

「令和」から西暦へ、西暦から「令和」へ

実務面ですぐに困るのは、「令和」から西暦に直す時。

あるいは逆の時。

西暦の下二桁から、【18】を足したり引いたりしてください。

2019年は令和元年ですが、19-18=1で令和1年です。

令和1年は1+18=19で2019年です。

外務省は西暦に一本化を検討

外務省は元号を使った和暦の使用を原則的にやめ、西暦を使う方向で検討しているそうです。

たしかに、外交交渉では西暦、省内の文書は西暦と和暦が混在していたそうなので、ミスのもとかも。

実用面では西暦一本化も良いと思いますが、和暦の伝統は残して欲しいなと思います。

「令和」が平和で素晴らしい時代でありますように!

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