皇室

[皇室]平成天皇退位の儀式「退位礼当日賢所大前の儀」「退位礼正殿の儀」無事終える 天皇陛下最後のお言葉【全文】

天皇退位の儀式を無事終える

午前中から皇居内で関連の儀式が始まった。

この日は午前10時ごろから、皇祖とされる天照大神(あまてらすおおみかみ)をまつる皇居内の賢所(かしこどころ)で「退位礼当日賢所大前の儀」があった。

陛下は「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」と呼ばれる天皇のみが身につける束帯姿で回廊を進み、内陣で「御告文(おつげぶみ)」を読み上げた。

続いて、歴代天皇と皇族がまつられている皇霊殿、国中の神々がまつられている神殿でも同様の祭祀(さいし)を行った。

新天皇となる皇太子さまも束帯姿で殿上で拝礼。

皇嗣となる秋篠宮さまをはじめ9人の皇族方も次々に参拝された。

平成天皇陛下「最後のお言葉」全文

午後5時からは宮殿で国事行為の「退位礼正殿(せいでん)の儀」に臨み、「象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します」と最後の「おことば」を述べられた。

天皇陛下最後のお言葉、全文

今日(こんにち)をもち、天皇としての務めを終えることになりました。

ただ今、国民を代表して、安倍内閣総理大臣の述べられた言葉に、深く謝意を表します。

即位から三十年、これまでの天皇としての務めを、国民への深い信頼と敬愛をもって行い得たことは、幸せなことでした。

象徴としての私を受け入れ、支えてくれた国民に、心から感謝します。

明日(あす)から始まる新しい令和の時代が、平和で実り多くあることを、皇后と共に心から願い、ここに我が国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります。

夕方の退位礼正殿の儀は宮殿・松の間で行われた。

陛下は皇后さまとともに臨み、皇太子さま、新皇后となる雅子さま、秋篠宮ご夫妻ら成年の皇族方が儀式を見守った。

衆参両院議長、最高裁長官、閣僚、地方代表ら約310人も参列し、安倍晋三首相が国民代表の辞を述べた後、陛下がおことばを述べられた。

5月1日午前0時に皇太子さまが新天皇に即位し、元号は平成から令和へと改められる。

皇位は江戸後期以降、天皇の逝去に伴い受け継がれてきた。退位は1817年の光格天皇以来202年ぶり。

退位後、「上皇」となる天皇陛下、「上皇后」となる皇后さまは一切の公務から退く。当面は現在の皇居のお住まいで生活し、準備が整い次第、東京都港区の仮住まい先に移る。最終的には、かつて暮らしていた赤坂御用地に引っ越す。

皇居では新天皇の即位に向けた準備も進む。即位関連儀式として、5月1日午前10時半から皇位のしるしとされる神器などを引き継ぐ「剣璽(けんじ)等承継の儀」、午前11時10分から新天皇が最初のおことばを述べる「即位後朝見の儀」がある。
ーー朝日新聞

 

イギリスBBCも「日本の皇帝アキヒトが歴史的譲位を宣言」と題して、「退位」を詳報した。

トランプ大統領の声明

アメリカのトランプ大統領は天皇陛下が退位されるのを前に29日、

「天皇皇后両陛下に心から感謝したい。新たな天皇の即位に向けた準備が進む中で、日米両国が緊密な関係を築くことの重要性を改めて確認したい」

とする声明を出した。

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