皇位継承

[皇室]「皇位は氏の継承」と新田・皇學館大教授が三重で講演/伝統の重要性を説き、「女性宮家」を否定

 

巷では、女性天皇や女性宮家容認が8割近い、なんて言われていますが、もう一方では、「女性天皇」と「女系天皇」は違う、女性天皇容認派はそれが分かっていない! と大反対の人たちも。

現実問題として次世代の天皇が実質、悠仁さま一人しかいらっしゃらない中で、一般人には分かりにくい天皇家の伝統を、皇學館大学の新田均教授が、分かりやすく講演しました。

新田教授

 

新田均教授プロフィール

新田氏は長野県生まれ。

早稲田大学大学院政治学研究科博士後期課程に学ぶ。

近代日本における政治と宗教の関係が専門。

平成10年に「比較憲法学会・田上穰治賞」を受賞。

平成29年に政府の「天皇の公務の負担軽減に関する有識者会議」で意見陳述した。

「われわれの家感覚は皇室とは当てはまらない」

5月13日、三重県津市大門の都シティ津で行われた伊勢新聞社政経懇話会5月例会で、皇學館大学の新田均教授(60)が「御代替わりに伴う諸問題―元号、大嘗祭(だいじょうさい)、女性宮家―」と題して講演しました。

「われわれの家感覚は皇室とは当てはまらない」と話し、皇室に引き継がれる古代からの伝統を理解する重要性を説いたということです。

一般家庭であれば、例えば子供が女の子のみだった場合、婿をとって家や財産を継がせる、といったことはよくあることです。

女性の夫が跡取りになっても良いわけですし、さらにその子供が家を継いで行くことは別に問題ないでしょう。

父であれ母であれ、血が繋がってることには変わりないと考えるのですが、実はそうした感覚は、皇室の伝統には当てはまらないというのです。

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「民間男性は天皇の父にはなれない」

皇室の伝統的な古代の血筋、血統観については「父をたどる血筋の父系(男系)」と新田教授は強調。

日本では有史以来、男系皇位継承が保持されてきたので、男系で辿ると必ず神武天皇と天照大御神とスサノオそしてイザナギ大神に辿り着くとされている。対して女系天皇は架空の概念であるため、女系で辿りつく先祖、皇祖が何者であるかの明確な定義はない。女系天皇は初代の神武天皇の男系とは異なる系統であるため、女系天皇が容認されると王朝交代である易姓革命が起こり、事実上、万世一系の皇統は正統性を失って、それ以前の皇室とは全く異なった存在になる。
(Wikipedia)

一般家庭が行ってきたのは「家」の継承ですが、皇位継承は「氏」の継承で、それは「天皇のお子様の愛子天皇で!」とはならないということですね。

(新田均教授は)継承の考え方を、血筋・血統による「氏」の継承と、家族で財産や職を継ぐ「家」の継承があることを説明し、「氏は始祖と直結して祭り主の地位を受け継ぐもの、家は継承者間の縁の近さと能力が大切」と話した。

 その上で「皇位継承は家の継承ではなく氏の継承」と指摘。「皇位は日本でほぼ唯一古代の氏感覚で継承されてきた」と述べ、「近代以降の庶民感覚とは合わない」と言及した。

 また、天皇固有の使命は天照大神を中心とした皇祖神や日本の神々を祭ることだとし、「祭り主の地位は初代の神武天皇の血筋に属する子孫にしか受け継げない。別の父系に属する物は受け継げない」と話した。

 一方、父系尊重は女性差別になるという議論があることに触れ、「父系主義で排除されるのは別の父系の男性、民間女性は天皇の母になれるが民間男性は天皇の父にはなれない」と説明した。
(伊勢新聞)

男系継承とは、男性を締め出す制度

このことは、明治天皇の玄孫、竹田恒泰氏も言っていました。

男系継承は女性蔑視の制度だという人がいる。これも大きな間違いだ。歴史的に天皇は民間から幾多の嫁を迎えてきた。近代以降でも明治天皇・大正天皇・今上天皇の后はいずれも民間出身であらせられる。だが、皇室が民間の男性を皇族にしたことは、かつて只の一度の例もない。

男系継承とは、女性を締め出す制度ではなく、むしろ男性を締め出す制度なのである。民間の女性は皇族との結婚で皇族となる可能性があるが、民間の男性が皇族になる可能性はない。

ところで、「愛子さまが天皇になれないのは可哀そう」という主張もある。皇位の継承は、その星に生まれた者の責務なのであって、あたかも甘い汁を吸うかのような権利などでは毛頭ない。

皇后陛下が失語症になられたこともあった。しかし、見事に克服あそばし、立派に皇后としてのお役割を全うされていらっしゃるが、皇后だけでも大変なお役割であって、一人の女性が天皇と皇后の両方のお役割を担われるとしたら、それは無理というべきだろう。
(竹田恒泰 天皇弥栄(すめらぎ いやさか)第3回 なぜ男系継承でなくてはならないか より)

民間女性は皇族になる可能性があるけれど、民間男性にはない。

しかし、もし女性宮家を認めて、女性皇族の夫も皇族になるなんてことになれば、もしかしたら「圭殿下」が誕生して、小室圭さんの子供が天皇になるかもしれないんですよ!

そしてそれはもう神武天皇を祖とする天皇ではなく、小室王朝に取って代わられちゃうってことなんですよ!

そうなったら、国民みんなが、「皇室いらない!」ってなりそうですね。

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