皇室

[皇室]眞子さま帰国。ボリビアでは「犬も通わぬ」と言われた過酷な移住地でわだかまりを溶かす。

日本人開拓の町を訪問された眞子さま(ANN より)日本人開拓の町を訪問された眞子さま(ANN より)

 

 

てげ子
てげ子
こんにちは😄てげ子です。

 

秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さまが14日間に渡る南米ペルーとボリビアへの公式訪問を終え、帰国されました。

ボリビアでは、「犬も通わぬ」と言われた環境の厳しい日本人移住地を訪問されたそうです。

移住者たちの心に残るわだかまりを癒してくれるのが、こうした皇族の訪問だといいます。

ボリビア・サンフアンへの移住、約束は守られず

「日本政府に騙された」

1955年にボリビアへの日本人の入植が始まった当時、南米ボリビアの奥アマゾンにあるサンフアン日本人移住地の人々はそう思ったといいます。

サンフアンは、ボリビアでは「犬も通わぬ」と称されるほど、環境が厳しいことで知られた場所でした。

最初の入植から2年後に、政府間協定に基づく計画移住が始まったといいます。

当時の日本政府の誘い文句は「土地50ヘクタールを無償提供」。

しかし、到着してみると現地は分け入る隙もないジャングルでした。

第1期移住者たちは、最初はヤシでできた収容所で暮らしたそうです。

そんな過酷な生活に、移住者たちは「だまされた」と感じたのですね。

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ジャングルを開拓し、モデル農村として有名に

ボリビア側が用意しているはずの道路や学校もなかったそうです。

同時期に入植したボリビア日系協会連合会の日比野正靱会長(80・岐阜県出身)は日本の外務省に抗議したけれど、『あなたたちは望んで入植したんでしょう』と言われたとか。

それでも、入植者の方たちは、森林を伐採し、資金を出し合って学校や病院を建て、農協を組織して地道に開拓を進めたそうです。

日本人らしい忍耐力と勤勉さで、いつしか移住地は米や小麦、大豆、鶏卵の同国随一の生産地になったといいます。

平均農地面積は東京ドームの64倍に当たる300ヘクタール以上もあり、今や「サンフアン」は同国のモデル農村として有名になったといいます。

わだかまりと心の傷を癒してくれる皇族の存在

日本人の移住者の方たちは、並々ならぬ努力の末に、素晴らしい成功を収めました。

しかし、それでも日本政府へのわだかまりはそんなに簡単には消えませんよね。

今は日本政府に感謝しているという日比野さんも、最初に「だまされた」と感じた感情は、なかなか消えないといいます。

けれど、そんな心の傷を癒してくれるのが、今回の眞子さまのような、皇族の訪問だといいます。

日本は移住者を忘れていない。

そんなメッセージとして受け取れるのでしょう。

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眞子さまの前にも常陸宮さまご夫妻と黒田清子さんが訪問

眞子さまの前にも、サンフアンを訪れた皇族がいます。

2009年6月、日本人移住110周年を迎えるペルーとボリビアで記念式典が開催され、常陸宮正仁親王殿下と同妃華子殿下が両国を訪問されました。

眞子さまは120周年式典のための両国訪問でしたから、ちょうど10年前にも同様の式典が開かれたわけですね。

常陸宮さま(出典:Wikipedia)常陸宮さま(出典:Wikipedia)

 

常陸宮殿下は今年83歳ですから、ペルーとボリビアの旅は大変そう。

若い眞子さまにバトンタッチできて、よかったと思います。

移住100周年の時には、ご結婚前の黒田清子さん(紀宮内親王)が訪問されたそうです。

黒田清子さん(出典:Wikipedia /Photo by Gnsin)黒田清子さん(出典:Wikipedia /Photo by Gnsin)

 

その後、こうして10年おきに記念式典が開かれ、かつて大変な苦労をして日系社会を作り上げてきた方々の癒しになり、心の支えになる。

まさに、皇室ならではのすばらしい仕事だと思います。